2014年9月12日
9月12日、つながるサロン vol.12が開催されました。
今回のゲストは、綱島でママ&キッズの手作りを応援するGRANPA FACTORY(グランパファクトリー)を主宰し、自らは編みもの&手芸講師としてあちこちでレッスンやイベントを展開している花村 きみよさん。
きみよさんのお子さんの頃から現在まで、そして今後どうされたいか!というお話しを伺いました。
そこにはご参加の皆さんも頑張ろう!という気持ちになるたくさんのメッセージが詰まっていました。
お父さまのお仕事柄、家は人がたくさん集まる環境。
自分の居場所を学習机の下に見つけ、ライトをつけて本を読みふけり、色々空想しながらその世界を楽しんでいたそうです。
そして、小学校4年生の時には演劇クラブで脚本を作ってしまいます。
強いチームで厳しい練習にも耐え、「あきらめない精神」を培います。
小さい頃から興味を持っていた演劇に惹かれるものがあったのでしょうか・・・
短大へ通いながら劇団での活動に精を出していきます。養成所にも所属。その上、短大時代は様々なアルバイトも経験します。
ご自身が演じるお仕事から広がり、子どもミュージカルの脚本の仕事を担当したり、ご自身が脚本を書き、その舞台にたったりもしていました。
そして、お仕事としての演劇に対して同じ考えを持つ、劇団仲間の方と結婚。
そんな傍らで、小学校の頃から一貫して続けていた趣味は編み物だったそうです。
柄編みの入ったマフラーなどの大物も中学生の頃から編んでいたとのこと。
その後、イベントの司会や結婚式場での司会業を仕事とします。
結婚式というのは大切な晴れ舞台。
当日までにお客様とどのようにコミュニケーションを重ねるか、が当日の運びにも影響するのでしっかりお客様と打ち合わせをします。
当日は式の運営に携わるメンバーと落ち度がないようにチームワークが必要。
ここできみよさんは今までよりさらにコミュニケーション力を磨くことになるのです。
お子さんが生まれた後、お友達ママ&お子さんと一緒に、自宅の1階部分のお父さまの工場を改装してスペースを作りました。その名もグランパファクトリーに。今まで不自由していた「親子で集まれる場所」の誕生です。
今も当時改装に関わったお子さん達の手形が入口に飾られています。
その後グランパファクトリーには手作りの好きなママさんが集まるようになり、フリーマーケットが行われ、作家さんBOXを作り作品を紹介したり、手作りのお教室が開催されたり。年に数回センスのよい手作り品が集結するグランパパーティーが開催されるようにもなりました。
現在は、お仲間8人交代制で週2回(火・木曜日)デイリーグランパと称してOPENしています。
きみよさんは、グランパファクトリーの運営をしながら
編み物を中心とした手作りのお教室をグランパファクトリー以外でも開催。
手芸品のクローバー株式会社と、手作りの楽しさを広める「パフェプロジェクト」を展開するようになります。
何かに集中して向き合う事でリフレッシュした自分に会える。
そんなお手伝いもできたら嬉しいなぁと思いながら、もちろん自分も楽しんでいます。
~きみよさんのブログより~
きみよさん、今後もグランパファクトリーとパフェプロジェクトのバランスをとりながら、かつそれぞれのブラッシュアップも意識して活動していくそうです。
ご参加の皆さんが
バレーボールで培ったあきらめない心
劇団や司会業で鍛えられたまわりを調整する力、判断力、コミュニケーション力
が今のきみよさんにつながっているんだね!と納得
ご参加の皆さんも、全ての経験を前向きにとらえると、経験が網の目のようにつながっていくことを実感。それぞれの分野で前進しよう!と前向きな気持ちになったご様子でした。
みんなで力を合わせ、楽しく過ごし、かわいいおばあちゃんになりましょうね!
と今回のつながるサロンは終了しました。
追記・・・『インプットとアウトプットとのバランス』
I♥Netメンバーの皆さん~ご自身でお教室やサロンを運営されている皆さん~が、常に直面している問題でもあるかと思います。
勉強しているだけでは、収益にはつながらない。しかし、収益を上げるためには勉強も必要。
運営しながら考える・・・このバランスについてもきみよさんは問題を投げかけてくださいました。
これからも、皆さんが気になっているこんな話題も共有し、前に進んでいきたいですね。