2014411日 

つながるサロン 第10回 暮らしすっきりコンサルタントの川中靖子さん

411日、つながるサロン vol.10が開催されました。
新年度第1回目の今回からINetが運営に関わることに。

今回のゲストは暮らしすっきりコンサルタントの川中靖子さん。靖子さんの軽快なトークに参加者はすっかりひき込まれてしまいました!

靖子さん、現在のお仕事は

  • 暮らしすっきりコンサルタントとしてクライアントのお部屋の整理収納アドバイス。
  • 整理収納の理論を伝えたり、簡単なワークを行ったりする、講座やお話し会の運営。
  • ハウスキーピング協会でのメルマガ担当。

この3本立てとのこと。

 

5歳と2歳の男の子のお母様でもある靖子さん、「5歳と2歳の男の子」と聞くだけでお部屋の中はぐちゃぐちゃ・・・で当然のイメージですが、

靖子さんは、「これでぐちゃぐちゃだったらもっとイライラしていると思う・・・」とサラっと。

お部屋がすっきりしているからこその余裕を感じさせてくれました。

子どもの頃から好奇心旺盛。

習い事は全て自分から親に言ってやらせてもらった。習い事は色々挑戦したいもののご家庭の台所事情を子どもながらに感じ、無理は言えないことも分かっていた。だから、「どうしたらやらせてもらえるか?」を考えたそうです。

 

・・・「ピアノを習いたい!」と思えば、机の上で、自分で作った紙の鍵盤を置いて練習。バトンは放課後校庭で行うクラブのようなところに行けば月謝が安い!ということを自分で調べ、お母さんにアピールするというように。

その他、バレエも水泳も英語も!

 

そんな風に始めた習い事は、一度始めさせてもらったらそう簡単にはやめない!とことんまで追求したそうです。

 

中学からは部活も頑張ります。中学は陸上部で最も大変と言われる800mの選手。

高校は体操部。大会が習い事の発表会などと時期が重なっても両方きちんと成果をあげる!そんな意気込みで練習していたとのこと。

幼い頃から自分の意志を貫く靖子さんの姿勢がうかがえます。

 

短大へは「インテリアコーディネーターになるために設計の勉強をしたい!」という強い思いを汲み取ってくれた担任の先生がお母さんを説得し、推薦してくれたことで進学。

就職の時は学校からの推薦枠1人のところに、友人と競り合い、結果2人という枠を勝ち取ってしまう!

 

靖子さんの自分のやりたいことを可能にしてしまう術の1つには、人あたりよく、誠実なお人柄が周りの人を見方にしてしまう!術があるようです。

ところで、なぜ「インテリアコーディネーターに?」

子どもの頃から、お母さんが靖子さんに家の中の家具のレイアウトやカーテンの色などについて相談されていたそうです。「こう置いたら広くなる?」「この色が合うかな?」など。そんなことをお母さんと一緒に考えるのが楽しかったそうです。

そして「これからは家の時代」ということもお母さんの言葉の端々に。

そこで自然に「自分はインテリアコーディネーターに!将来はこの道!」と思っていたそうです。

 

就職後は、ショールームでシステムキッチンや家具の設計士として7年間、主に工務店さんとのお仕事を。

新人時代は、たくさんの人とのかかわりの中で設計のスキルも磨いていきます。

 

結婚後、初めて関東へ。その時仕事をやめる決断を。
そして縁もゆかりもない関東で色々模索。
職業訓練校でネイルの技術を学んだり、ご主人が海外転勤かも?という話から英会話を学んだりもしたそうです。

また、妊娠したのは自分のスキルを生かして働くチャンスを得た企業で働いていた時。この時は産後の自分自身の働き方を上司に提案もしました。

 

そんな中「女性らしい働き方を見つめ直そう!」というパルシステムのちらしが目に入り

「今の自分に必要なのはこれだ!」と。

結婚や転勤、出産など次から次へと訪れる変化も柔軟に対応していこう!と講座を受け、自分自身の考えを整理したそうです。

出産後、生活は一変します。

子どもの物がどんどん増えていく。いただき物などで自分の趣味と合わないものも増えていく・・・
子育て中の家族に必要なのは整理収納のスキルだ!と整理収納アドバイザーの資格を取得。
お友達の家を見て整理収納のアドバイスをすると、そのお友達がきれいになった様子をFBにアップ。そしてきれいになったおウチに皆を呼んで靖子さんのアドバイスをシェアするというのが、お友達の間で交互に繰り返されるように。
仕事をしている人もおウチのお片づけに、靖子さんのアドバイスを受けるため有給で会社を休むようになるほど。相手も本気ならこちらも本気にならなくては!とお子さんの病気などでもキャンセルすることなく対応できるような工夫もしていくようになったそうです。

ご主人の理解を得るために

会社の机を仕事でのクライアント対応と同じように整理してみると、ご主人から信頼が。「この前片付けてくれた机、そのままなんだ(ちらからない!)」と最高のほめ言葉をもらいます!

 

今後は、モデルルームなどでクライアント側に立ってアドバイスをするような仕事をしていきたい!と明確です。
一生の買い物をする時に専門家の目から「ここはこういうアレンジが可能」「ここはこうすると使いやすくなる!」などとアドバイスしてもらえたらありがたいですね。

 

そして今回のトークから思いがけず?!子育てのヒントも得ました。

子どもに制限を持たせることも大事。

「習い事を色々やらせても長続きしない・・・」ではないのですね。

 

靖子さんが親に懇願して始めさせてもらった、バレエ。

「一生踊り続けていたい!」

と、今年からレッスンを再開するそうです。趣味も徹底しています!

 

結婚や出産などのライフスタイルの変化と自分の「やりたいこと」をどう進めていくか?!
地域のつながりが大事。と靖子さんは言います。
そして、自分の意志をしっかり持ち、それを周囲の人に理解してもらい、貫き通すことが大事なのだな・・・と今回の参加者が感じました。
昨年秋、埼玉から大倉山に引っ越してきたばかりの靖子さん、今後は大倉山で新たなつながりを持ち、さらに活躍されることと思います。